人生終わった…世界限定375台のみ販売されたマクラーレンP1を「オーナーの友人」が運転して事故&クラッシュ。おそらく修理費用は数千万円レベルか
仮に自分が友人で運転しても良いと言われても躊躇してしまう程のハイパーカー
中国にて、世界限定375台のみ販売されたマクラーレン初となるハイブリッドハイパーカーP1が、事故で一部損傷したとのこと。
これは、中国版Twitterとなるweibo(微博)にて投稿された画像だそうですが、何とこの個体を事故してしまったのは、P1のオーナーではなくオーナーの友人だそうです。
当時現地では雨が降っていたとのことで、路面も非常にスリップしやすい状況で運転するには危険な状態だったのですが、友人はどうしてもP1を運転したいという強い想いと、P1に乗れたという興奮を抑えることができず、走行モードをスポーツモードに切り替えて一気にアクセルオンにして走行したとのこと。
気持ちが一気に空回り→気が付いたらP1は公道からコースアウトでクラッシュ
これにより、P1はスリップしてコントロール不能となり、公道外へとコースアウトしてリヤ部分が損傷したり、足回りに大きなダメージを受ける等のとんでもない事故へと発展。
我に返った友人は、すぐさまオーナーに電話をかけて事故したことを報告します。
これはかなり痛々しい状態ですね。
カーボンファイバ製ボディパネルが欠けてしまっているので、恐らくドアサイドやフェンダー、ラジエーター、足回りといった広範囲のパーツを全て交換することになりますし、その修理費用も相当なものではないかと思います。
P1は日本円にして約9,661万円からとなっていますが、中国での税関の絡みも考えると、もしかすると2億円に到達している可能性もありますし、オプション費用も含めたら2.5億円近くにまで跳ね上がっているかもしれません。
そんな超希少なP1をこのような状態にしてしまったわけですから、数百万円レベルの修理費ではとても足りないでしょうし、おまけに友人は保険に加入していなかったとのことなので、全て自腹になってしまいます。
よ~く見てみると、フロントフード先端にはなぜかポケモンに登場するピカチュウのステッカーが。
オーナーはちょっとしたユーモアのあるカスタムが好みなのかもしれませんが、もしかするとステッカー以外にも様々なカスタムを施していた可能性が高そうです。
ちなみにこちらが中国人オーナーが購入する前の状態。
元々は欧州のオーナーが購入した一台とのことで、シャシーナンバーは133、サテンブラックのアクセントとイエローのボディカラーを基調とした一台なのですが、これを中国人オーナーがフルイエローにラッピングしたとのこと。